PROFILE

伴田良輔 Ryosuke Handa

映画監督、作家、版画家、写真家

作品の前で腕を組む伴田良輔

Film

写真・版画・ミクストメディアで実験的な視覚表現を追求するなかで、映画へと興味を移す。実写と等身大人形のストップモーション撮影を融合した短編『アリスマトニカ』(2012)で映画初監督。長編は『森へ island』(2022)、『道 パッサカリア』(2023)に続き、『赤い自転車』(2026)が3作目となる。千葉・大多喜町の元郵便局の建物を舞台に、四季の房総の自然の中で、日常と記憶が交錯する伴田作品特有の映像世界が広がる。

『森へ island』と『道 パッサカリア』は海外で高く評価され、映画誌『FILMMAKERLIFE』のトップクリエイターの一人に選出された。短編も精力的に制作し、『弱法師』(2025)は能の原作を独自の解釈で描き、『BUTTERFLY』(2026)は蝶の変容を詩的かつ官能的に捉えた。

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Art

美術家「有月(UGETSU)」名義で、独自技法の版画や大型の屏風・襖絵を国内外で発表。フィラデルフィア国際写真版画展、クラコウ国際版画ビエンナーレ(ポーランド)などで作品がコレクションされた。

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Writing

単行本『独身者の科学』(1985)で作家デビュー。河出書房で文庫化されロングセラーとなった。ほかの著書に『奇妙な本棚』『絶景の幾何学』、写真詩集『まんま』(谷川俊太郎と共著)など多数。パズル研究家として『巨匠の傑作パズルベスト100』『サム・ロイドの「考える」パズル』がある。

翻訳書にカレル・チャペック『ダーシェンカ 小犬の生活』、『悪趣味百科』など。愛猫、愛犬家としても知られ、猫をテーマにした著書に『ピカビアーノさんの玉尻猫』『猫語練習帳』ほかがある。

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京都北部の大江山鬼伝説の村出身。現在は房総の森にアトリエを構える。